離婚後に必要な手続きと届け出
離婚が成立し、財産分与も終え、新しい生活が始まります。しかし、その生活にあたってさまざまな届け出が必要になってきます。漏らす事のないように抑えておきましょう。
届け出は公的な書類から
公的な書類には期限が決められているものがあり、その上で届けなければ致命的な事態を招くような書類もいくつかあります。特に重要なのが『国民健康保険』と『年金』、氏の変更を行う人はその届けも重要です。離婚前まで専業主婦(夫)として第3号被保険者であり、離婚後に第1号被保険者となった場合は『国民年金の種別変更届』が必要です。住民票は世帯主の変更のほか、転居した場合は異動届も準備しておきましょう。さらに、身分証明にもなるパスポートや運転免許証は、記載事項変更の手続きを早めに行っておくと便利です。
財産や子供に関する手続き
不動産屋自家用車が自分名義になった場合、名義変更の届け出を行いましょう。不動産の名義変更は登記手続きにかなりの時間を使い、その上費用もかかるので、司法書士に頼むのが一番確実です。また、就学中の子供がいる場合で転入学せざるをえない場合は、転入学の手続きを行わなければいけません。住民票の異動届と一緒に行うようにしましょう。子供の健康保険についても同じく、異動届を出しておきましょう。放置はトラブルの原因になります。離婚によって状況が変わるのであれば、国や自治体の各種支援制度を利用するのも手です。詳しく調べて、よりよい支援が受けられるよう早め早めに行動しましょう。
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